※本記事にはアフィリエイトリンク(広告)が含まれます。紹介する製品・サービスの評価は、報酬の有無に影響されません。
この記事で分かること
- 「意味ない」と言われる3つの理由と、実際の求人での扱い
- 転職・社内評価・副業で有利になりやすい人とそうでない人
- 合格後に資格を活かすための具体的な使い方
⏱ 30秒で選ぶなら:G検定だけで転職や収入が決まることは期待しにくい一方、AIの基礎知識を示す材料としては使えます。DX推進やAI関連職を目指す非エンジニアには取る価値があり、実装スキルを示したいエンジニアには別の資格や実績のほうが効きます
🔍 他ツールとの違い:生成AIを安全に使う知識を短期間で示したいなら生成AIパスポートも候補です。違いは生成AIパスポートとG検定の比較で確認できます
「G検定は意味ないって聞くけど、本当?」「転職や副業で有利になる?」という人向けに、G検定の価値を求人での扱い、企業の資格手当、合格者の声から整理しました。
先に結論を書くと、G検定は資格だけで転職や収入が決まる試験ではありません。一方で、AIの仕組みから法律・倫理まで学んだことを示す材料にはなり、DX推進やAI関連職を目指す非エンジニアには取る価値があります。
G検定の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 日本ディープラーニング協会(JDLA) |
| 受験料(税込) | 一般13,200円/学生5,500円 |
| 試験時間・問題数 | オンライン100分・145問程度(会場は120分) |
| 合格率 | 2026年第5回 76.97% |
| 合格後 | 合格証・オープンバッジ発行、合格者コミュニティ(CDLE)に参加可 |
情報確認日:2026年10月1日(JDLA G検定 試験概要)。G検定は経済産業省がオブザーブする「Di-Lite」の推奨AI資格の1つでもあります。
G検定が「意味ない」と言われる3つの理由
1. 実装スキルは問われない
G検定は知識問題(多肢選択式)の試験で、プログラミングやモデルを作る力は出題範囲に入っていません。そのため、AIエンジニアとしての実力の証明にはならない、という声があります。エンジニア向けにはE資格など別の試験があります。
2. 合格者が多く、差がつきにくい
合格率は2026年の各回で7〜8割台で、累計の合格者は16万8,000人を超えました(2026年第5回時点)。「持っている人が多いので、それだけでは目立たない」と言われる理由の1つです。
3. IT・AI業界以外では知られていないこともある
AI・IT業界では名前が通っていても、業界や会社によっては評価の基準に入っていないことがあります。社内で評価されるかどうかは会社次第です。
実際の評価:求人・社内制度での扱い
求人では「歓迎」条件が中心
求人ボックスで「G検定」と検索すると、約9,400件がヒットしました(2026年10月1日時点。キーワードを含む求人の件数で、G検定が必須の求人の数ではありません)。見られる書き方は次のようなものです。
- AIソリューションエンジニア:「G検定資格保持者」を歓迎
- プログラマー(Python):「基本情報技術者、G検定等の資格者歓迎」
- データサイエンティスト:「統計検定2級/G検定相当」の知識
いずれも必須ではなく歓迎条件で、多くは実務経験やPythonなどのスキルとセットです。G検定は「プラスの材料」として扱われていると読むのが自然です。
資格手当を出す会社もある
G検定に手当を出している会社もあります。
- GMOメディア:G検定の取得者に毎月10,000円を給与に上乗せ(2024年6月のJDLA掲載事例)
- デジタルキューブ:合格時に「受験料+10,000円」を一時金として支給
こうした制度があるかどうかは会社ごとに違うため、まずは自分の会社の資格取得支援制度を確認してみてください。
評判・合格者の声
合格体験記(note)や対策記事で多い声をまとめました。
- 良い点:「生成AIの出力をうのみにせず、確かめながら使えるようになった」「AI導入の相談に、段階的に進めるべきと助言できるようになった」「商談でAIの話題に対応しやすくなった」と、仕事での会話や判断に役立ったという声が目立ちます
- 気になる点:「資格自体が何かを保証するわけではない」「本当の価値は合格よりも、AIについて質問を立てられるようになったこと」と、資格の肩書きより学んだ中身が大事とする声もあります
JDLAが2020年6月に合格者1,402名に行ったアンケートでは、「誰かに勧めたい」が94.2%、「AIが関連する業務に自信を持って取り組めるようになった」が51.8%でした(調査時期が古い点には注意してください)。
転職・副業で有利になりやすい人、なりにくい人
有利になりやすい人
- DX推進・企画・営業などの非エンジニアで、AIの基礎知識を客観的に示したい人
- 未経験からAI関連職への転職を考えていて、学習意欲を示す材料がほしい人
- 会社に資格手当や受験支援がある人
- E資格など、より専門的な学習に進む前に全体像をつかみたい人
有利になりにくい人
- 実務経験のあるエンジニア:作ったものや実績のほうが評価されやすい
- 資格を取れば昇進・収入アップが決まると期待している人
- 生成AIを安全に使うルールだけを短期間で学びたい人:生成AIパスポート(60分60問)のほうが合うことがあります
副業での活かし方
G検定があるからといって、副業の案件が増えたり収入が増えたりすることは保証されません。副業に活かすなら、知識を実際のツール操作や成果物と組み合わせることが大切です。
- AIライティング・資料作成:AIの仕組みや限界を理解したうえで、ChatGPTやClaudeの出力を確認・修正できることを強みにする
- プロフィールでの見せ方:オープンバッジをクラウドソーシングやSNSのプロフィールに載せ、「AIの基礎を体系的に学んだ」ことを伝える
- 社内外のAI導入サポート:AIで何ができて何ができないかを説明できる人は重宝されやすい
AI副業の種類はAI副業の種類まとめで紹介しています。
取ると決めたら:始め方
- 無料の練習問題で実力を確かめる:G検定の無料練習問題(80問)で、どれくらい解けるかを見る
- 勉強時間を決める:合格体験記では40〜80時間程度の報告が多い。詳しくはG検定の難易度と勉強時間で解説しています
- 会社の支援制度を確認する:受験料の補助や資格手当があれば、申込前に条件を確認する
- 公式サイトで受験チケットを購入して予約する:学生・再受験の割引は購入時に適用
独学だけでなく、生成AIの実務での使い方まで講座でまとめて学びたい人は、DMM 生成AI CAMP 学び放題
のような講座も選択肢になります。
副業で稼いだら、確定申告が必要かも確認しておきましょう。 会社員の場合、副業の所得(売上−経費)が年20万円を超えると所得税の確定申告が必要になり、20万円以下でも住民税の申告は必要です。売上と経費を入れるだけで判定できる無料ツールを用意しました → 副業の確定申告が必要か30秒で判定する
よくある質問
Q. G検定は意味ない? A. 資格だけで転職や収入が決まることは期待しにくい一方、AIの仕組みから法律・倫理まで体系的に学べます。DX推進やAI関連職を目指す人など、目的がはっきりしている人には取る価値があります。
Q. G検定は転職で有利になる? A. 求人ではG検定が「歓迎条件」として書かれている例が多く、必須の条件になっていることは少なめです。実務経験やスキルと組み合わせて、学習意欲や基礎知識を示す材料として使うのが現実的です。
Q. 未経験からの転職でもG検定は役立つ? A. 未経験の場合、AIの基礎を学んだことを示す材料になります。ただし資格だけで採用が決まることは少ないため、ChatGPTなどを使った成果物や業務での活用例もあわせて用意すると伝わりやすくなります。
Q. G検定のオープンバッジはどう使う? A. 合格するとJDLAからオープンバッジが発行され、SNSやプロフィールで共有できます。名刺やクラウドソーシングのプロフィールに載せる人もいます。
Q. G検定と生成AIパスポート、どっちを取るべき? A. AIの仕組みから体系的に学びたいならG検定、生成AIを安全に使う知識を短期間で身につけたいなら生成AIパスポートが向いています。詳しくは生成AIパスポートとG検定の違いで比較しています。
まとめ
- G検定は資格だけで転職・収入が決まる試験ではない。求人では「歓迎条件」として書かれることが多い
- DX推進やAI関連職を目指す非エンジニア、資格手当がある会社の人には取る価値がある
- 副業や転職に活かすなら、学んだ知識をツール操作や成果物と組み合わせることが大切
まずは無料の練習問題で、今の実力を確かめてみてください。
講座で学ぶ選択肢は生成AI講座・AIスクール比較に、AIツールの料金はAIツール料金早見表にまとめています。
次回の試験
2026〜2027年の試験日程と申込期限はG検定・生成AIパスポートの日程まとめで一覧にしています。
- G検定 2026年第6回(オンライン):11月6日(金)16:00〜17:40・11月7日(土)13:00〜14:40
- 申込期限:10月29日(木)23:59まで(個人。団体は10月22日まで)
- 会場試験:2027年1月15日(金)〜17日(日)(申込は11月13日(金)13:00から、受験日の3日前23:59まで)
情報確認日:2026年10月1日/受験料・日程・各社の制度は変更される場合があります。申し込み前に必ず主催者の公式サイトで最新情報をご確認ください。 参考:JDLA G検定 試験概要、2026年第5回 開催結果、JDLA 合格者アンケート(2020年)、GMOメディアの取り組み(JDLA)、デジタルキューブ 資格手当の見直し

