n8nとは?料金・無料で使える範囲・使い方【2026年10月】Difyとの違い

n8nとは? 料金・無料の範囲・使い方 Difyとの違いも

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この記事で分かること

  • n8nでできることと、クラウド版の料金(Starter 月20ユーロ〜・年払い)
  • 14日間の無料トライアルと、自分で動かせる無料版(Community Edition)の条件
  • Difyとの違いと、VPSで動かすときのメモリの目安

⏱ 30秒で選ぶなら:まずはクラウド版の14日間トライアルで試し、続けるならVPSに無料版を入れると実行回数を気にせず使える

🔍 他ツールとの違い:多くのWebサービスをつないで決まった作業を自動で回すならn8n。資料を読ませたAIチャットを画面で作るならDify

n8n(エヌエイトエヌ)は、メール・スプレッドシート・チャット・AIなどのサービスをつないで、決まった作業を自動で回せるツールです。「毎朝ニュースを集めてAIで要約し、Slackに送る」「問い合わせフォームの内容を表計算に記録して返信の下書きを作る」といった流れを、画面上で部品(ノード)をつないで作れます。

クラウド版は14日間の無料トライアルから始められ、自分のPCやVPSで無料で動かす版もあります。この記事では、料金・無料で使える範囲・使い方と、よく比べられるDifyとの違いを整理します。

目次

n8nの基本情報

項目 内容
開発元 n8n GmbH(ドイツ)
公式サイト n8n.io
料金 Starter 月20ユーロ(年払い)/月払い24ユーロ
無料枠 クラウド版は14日間のトライアル(1,000実行)
自分で動かす版 Community Edition(無料・実行回数の制限なし)
商用利用 可(自分で動かす版は条件あり)
日本語対応 画面は英語が中心。AIへの指示や処理する文章は日本語で使える
情報確認日 2026年10月20日

読み方は「エヌエイトエヌ」。公式GitHubによると「nodemation(ノード+オートメーション)」を縮めた名前です。

n8nとは?何ができる?

  • サービス同士をつなぐ:Gmail・Googleスプレッドシート・Slack・Notionなど、公式GitHubによれば1,500以上のサービスに対応
  • 決まった時間・きっかけで動かす:「毎朝9時」「フォームが送信されたら」「メールが届いたら」などを起点に自動で実行
  • AIを途中に入れる:OpenAI・Claude・Geminiのほか、Ollamaで動かすローカルLLMも使える。AI Agentノードを使えば、AIが道具を選んで作業する仕組みも作れる
  • テンプレートから始める:公開されているワークフローの見本を読み込んで、自分用に直せる

AIエージェント全体の中での位置づけは AIエージェントとは?おすすめ6選 で比較しています。

n8nの料金プラン

プラン 月額(年払い) 月払い 実行回数/月 主な用途
Starter 20ユーロ 24ユーロ 2,500 個人・小さな自動化
Pro 50ユーロ〜 60ユーロ〜 10,000〜 本格的に使う個人・小さなチーム
Business 667ユーロ ― 40,000 企業向け(現在は自分で動かす形のみ)
Community Edition 無料 無料 制限なし 自分のPC・VPSで動かす

大企業向けの Enterprise は要問い合わせです。クラウド版のデータはドイツ(フランクフルト)のサーバーに保存されます。最新の料金は n8n公式の料金ページ で確認してください。

「実行回数」の数え方:n8nでは、ワークフローを1回最後まで動かすと1実行です。途中のステップがいくつあっても1回と数えるので、ステップごとに課金されるツールより使う量を見積もりやすいのが特徴です。

無料で使える範囲(トライアルと無料版)

当サイトで公式ページを確認した、無料で使える方法は次の2つです。

  • クラウド版の無料トライアル:14日間、Pro相当の機能を試せる。実行は1,000回・同時5件・1回180秒まで。クレジットカードは不要で、期間が終わると自動で終了し料金はかからない
  • Community Edition(自分で動かす版):期限なく無料で、実行回数の制限もない。ただしサーバーの準備・更新・バックアップは自分で行う

クラウド版には、Difyのような「ずっと無料のプラン」はありません。続けて無料で使いたいなら、自分のPCかVPSで動かすことになります。AIの部分は、自分のAPIキー(その分の料金は各社に払う)か、Ollama のローカルLLMを使います。

商用利用はできる?

クラウド版は有料の契約で、仕事に使えます。自分で動かす無料版は「Sustainable Use License」という条件付きのライセンスで、公式のライセンスFAQでは次のように整理されています。

  • できること:自分の仕事・副業のために使う/お客さん向けの自動化を自分の環境で作り、構築・保守・研修の料金をもらう
  • できないこと:お客さんが自分でワークフローを作れる形でn8nを貸し出す/ロゴを外して自社製品として売る(ホワイトラベル)

迷う場合は ライセンスFAQ(公式) を確認してください。

評判・使用感

技術ブログ・note・解説記事の体験談で多い声をまとめました。

  • 良い点:フローチャートを描く感覚で作れ、実行中の流れやエラーの場所が画面で分かる
  • 良い点:自分で動かせば実行回数を気にしなくてよく、月額がサーバー代で決まる
  • 良い点:毎日の情報収集と投稿の下書きが「2時間以上→約10分」になったという企業ブログの報告も
  • 気になる点:数百あるノードから、やりたいことに合うものを探すのに時間がかかる
  • 気になる点:ノード間のデータはJSON形式で受け渡すため、うまく動かないときに中身を読む知識が必要
  • 気になる点:画面が英語で、日本語の情報もまだ少ない

自分で動かす場合のメモリは、2026年10月時点の利用者の報告では使用量が約0.8〜1.2GB。一方で「2GBのVPSではメモリ不足で落ちることが多く、8GBに上げた」という体験記もあり、試すなら2GB、仕事で使うなら4GB以上とする声が多く見られます。

Difyとの違い

比べる点 n8n Dify
得意なこと 多くのサービスをつないで作業を自動で回す AIチャットボット・資料を読ませたAIを作る
無料プラン クラウドはトライアルのみ クラウドに無料プランあり
画面の言語 英語が中心 日本語に対応
自分で動かす版 無料(条件付きライセンス) 無料(条件付きライセンス)

「AIと会話するアプリを作りたい」ならDify、「AIを途中に挟みながら、メールや表計算の作業を自動化したい」ならn8nが向いています。詳しくは Difyとは?料金・無料プラン・使い方 をご覧ください。

副業での活用例

副業 n8nの使い方
自動化の構築代行 店舗や個人事業の「問い合わせ→記録→返信の下書き」を作って納品・保守
ブログ・SNS運用 RSSでニュースを集め、AIで要約して投稿の下書きを表計算にためる
リサーチ・資料作成 決まったサイトの情報を毎日集めて、要点を一覧にする

クラウドソーシングでは「n8nなどのワークフロー構築経験者歓迎」という案件も出ています(AI副業で求められるスキル)。ツールを使えば作業は速くなりますが、収益は保証されません。案件の探し方は AI副業の始め方 を参考にしてください。

向いている人・向いていない人

向いている人

  • 毎日同じ手順でコピー&貼り付けや転記をしている
  • AIの要約・分類を、ほかのサービスとつないで自動で回したい
  • 実行回数を気にせず使いたいので、VPSで動かすのもいとわない

向いていない人

  • AIと会話できれば十分 → ChatGPT/Claude の無料版で足りる
  • PC上のファイル作業やアプリ作りを任せたい → Claude Code

始め方① クラウド版(いちばん簡単)

  1. n8n公式サイト から無料トライアルに登録(カード不要)
  2. 「Templates」から近い見本を選ぶか、空のワークフローを作る
  3. きっかけ(Schedule Trigger など)を置き、つなぎたいサービスのノードを追加してアカウントを連携
  4. テスト実行で動きを確認し、問題なければ有効(Active)にする

トライアルが終わると環境は削除されるので、残したいワークフローはダウンロードしておきましょう。

始め方② 自分のPCで動かす(初心者向けの手順)

公式の手順では、Docker Desktop(Windows・Mac)を入れたうえで、次のコマンドで起動します。

docker volume create n8n_data
docker run -it --rm --name n8n -p 5678:5678 -e GENERIC_TIMEZONE="Asia/Tokyo" -e TZ="Asia/Tokyo" -v n8n_data:/home/node/.n8n n8nio/n8n

起動したらブラウザで http://localhost:5678 を開き、管理者アカウントを作れば使い始められます。

Ollamaにつなぐとき:n8nをDockerで動かしている場合、Ollamaの接続先に localhost と書くとつながりません。公式のトラブル対処では、http://host.docker.internal:11434 を使うよう案内されています(Linuxは起動時に --add-host host.docker.internal:host-gateway を付ける)。ローカルLLMの始め方は ローカルLLMの始め方(Ollama/LM Studio) にまとめています。

始め方③ VPSで動かす

PCを付けっぱなしにせず、外からのきっかけ(フォーム送信など)でも動かしたいなら、VPS(借りられる自分専用のサーバー)が向いています。

  • XServer VPS:n8nのアプリイメージがあり、申し込み時に選ぶだけでn8nが入った状態で始められます。2GBプランは36か月契約で月1,265円、1か月契約で月1,980円(2026年10月20日時点のキャンペーン価格)
  • ConoHa VPS:スタートアップスクリプトでn8nを導入できると公式で案内しています。2GBは長期割引(36か月)で月677円〜。料金は割引の条件で変わるため公式で確認してください

→ VPSでいろいろ試すなら『XServer VPS』

→ ConoHa VPSの料金を公式で確認する

クラウド版との違いは、実行回数が増えても月額がVPS代で決まることと、データが自分のサーバーに残ること。そのかわり、アップデートやバックアップは自分で行います。保存したアカウント連携の情報は暗号化の鍵がないと戻せなくなるので、バックアップは最初に設定しておきましょう。

更新履歴

  • 2026-10-20:初版公開

よくある質問

Q. n8nの読み方は? A. 「エヌエイトエヌ」です。公式によると「nodemation」を縮めた名前です。

Q. n8nは無料でできることはありますか? A. クラウド版は14日間・1,000実行までのトライアルで、Pro相当の機能を試せます。自分のPCやVPSで動かす無料版なら、期限も実行回数の制限もありません。

Q. セルフホストの料金はいくら? A. n8nそのものは無料で、かかるのはサーバー代です。VPSなら2GBプランで月700〜2,000円程度(契約期間・キャンペーンで変わる)が目安です。AIを使う場合は、別に各社のAPI料金がかかります。

Q. 初心者でも使えますか? A. テンプレートを使えば、最初の自動化は短時間で作れたという声が多いです。ただし、画面が英語なことと、データ(JSON)の受け渡しに慣れるまでは時間がかかります。

Q. AI Agentの使い方は? A. ワークフローに「AI Agent」ノードを置き、使うAIモデル(OpenAI・Claude・Ollamaなど)と、AIに使わせる道具(検索・表計算など)をつなぎます。AIが指示に合わせて道具を選んで作業します。

まとめ

  • n8nは、多くのサービスをつないで、AIを途中に入れながら作業を自動化できるツール
  • クラウド版は14日間の無料トライアル後、Starter 月20ユーロ(年払い)から。ずっと無料のプランはない
  • 自分のPC・VPSで動かす無料版なら、実行回数を気にせず使える(仕事で使うならメモリ4GB以上が安心)

→ 他のAIツールとの料金比較は AIツール料金早見表(毎月更新)へ。


情報確認日:2026年10月20日/料金・制限は変更される場合があります。最新情報は n8n公式の料金ページ と 公式ドキュメント をご確認ください。 参考:n8n ライセンスFAQ、Sustainable Use License(GitHub)、XServer VPS アプリイメージ一覧、ConoHa VPS 料金

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