この記事で分かること
- Googleの新モデル「Gemini 4 Argon」はAI Pro(月2,900円)・Ultraの会員向け。無料版では使えない
- 国産AI「Sarashina」のチャットとAPIが無償ベータで公開。個人も使えるが、入力は品質向上に使われる場合がある
- 主要AIツールの月額は今週も変更なし。RTX Spark搭載ノートは国内直販で約60万円から
当サイトは、主要AIツールの料金ページを毎日自動でチェックし(料金ウォッチ)、変化があれば公式ページを開いて確かめています。このページは、2026年10月12日〜18日の1週間に当サイトが公式情報で確認した変更と、それに合わせて直した記事・新しく公開したツールの記録です。
今週の要点
- **Googleの新モデル「Gemini 4 Argon」**が公開されました(10月13日)。GeminiアプリとGoogle検索のAIモードで使えるのは、Google AI Pro(月2,900円)・Ultraの会員です。
- **国産の生成AI「Sarashina」**のチャットとAPIが、無償のベータ版として公開されました(SB Intuitions)。個人でも使えます。
- 主要AIツールの月額は今週も変更なし。NVIDIAの新チップRTX Spark搭載ノートの国内価格が出て、日本HPの直販で約60万円からです。
料金・無料枠の変更
料金ウォッチの対象ツールで、月額の値上げ・値下げはありませんでした(10月12日〜19日)。変わったのは、同じ料金で使える範囲と、新しく始まったサービスです。
| ツール | 変更前 → 変更後 | 確認日 | 一次情報 |
|---|---|---|---|
| Gemini(AI Pro・Ultra) | 月額は同じ → 新モデル Gemini 4 Argon が使える(10月13日〜) | 10/14・10/20 | Google公式ブログ |
| Gemini API(Gemini 4 Argon) | 100万トークンあたり 入力$2/出力$10(11月30日まで)→ 12月1日から 入力$4/出力$20。無料枠なし | 10/14 | Gemini API料金 |
| Sarashina(新サービス) | — → チャット・APIを無償ベータで提供(終了時期は未定・利用回数に上限あり) | 10/14・10/20 | SB Intuitionsの発表 |
Geminiの無料版とAI Plus(月725円)は、Gemini 4 Argonの対象として書かれていません。先週お伝えしたとおり、無料版で使えるのは軽めのFlash-Liteモデルです。新しいモデルを試したい人は、AI Proの無料体験の有無を公式で確認してから契約するのが安全です。料金の比較はAIツール料金早見表とGeminiの料金・無料枠まとめにまとめています。
新機能・新モデル
Gemini 4 Argon(Google)
- 何が変わる:Googleの最新の上位モデルです。難しい推論やプログラミング、手順の多い作業を任せる用途を前面に出しています。
- 誰に関係する:Google AI Pro・Ultraの会員。開発者向けのAPIは有料枠のみで、12月1日に単価が上がります。
- 今できること:AI Pro以上ならGeminiアプリとAIモードで選べます。無料で使い続ける人は、ChatGPT・Claude・Geminiの比較で用途ごとの使い分けを確認してください。
- 一次情報:Google公式ブログ
Sarashinaサービス(SB Intuitions)
- 何が変わる:SB Intuitionsが開発する国産の生成AI「Sarashina」を、チャット画面とAPIで使えるようになりました。6つのモデルを選べる無償のベータ版です。
- 誰に関係する:日本語に強い国産AIを試したい人。ベータ版のため、入力した内容がサービスの品質向上に使われる場合があると案内されています。仕事の資料や個人情報は入れないようにしましょう。
- 今できること:利用方法は公式サイト(sarashina.ai)で案内されています。オープンモデル版のSarashinaについては、ローカルLLM 日本語おすすめ比較で商用利用の条件と必要なVRAMをまとめています。
- 一次情報:SB Intuitionsの発表
Muse Wonder/Muse Spark Open(Meta)
- Muse Wonder(10月12日発表)は、Metaが「これまでで最も高性能」とするAIエージェント向けのモデルです。今は開発者向けのAPIと、Metaのコーディング向けサービスで提供されています。日本での提供・料金・日本語対応は、公式の発表に書かれていません。
- Muse Spark Openは、自分のPCに入れて動かせる形で公開されたモデルです。ただし全体の大きさは8,160億パラメータあり、小さく圧縮しても約304GBのメモリが必要です。家庭用のグラボでは動かせません。自分のPCで動くモデルはローカルLLM VRAM計算機で調べられます。
- 一次情報:Meta公式・Hugging Face
RTX Spark搭載ノートの国内価格
NVIDIAの新しいチップ「RTX Spark」を積んだノートPCの国内価格が、メーカー直販で出ました。日本HPの「OmniBook Ultra 16」は、メモリ32GBモデルが599,500円〜、64GBモデルが799,700円〜(税込)です。メモリをGPUと共有する仕組みなので、メモリが多いモデルほど大きなAIモデルを動かせます。グラボを積んだデスクトップとの比べ方は、ローカルLLM向けグラボおすすめを参考にしてください。
当サイトで更新した記事・ツール
| 記事・ツール | 何を直したか |
|---|---|
| ChatGPTの料金・無料枠まとめ | 全プランのGPT-6への切り替えと、有料プランの録音ファイルの文字起こし(最大512MB)を反映 |
| Claudeの料金・無料枠まとめ | Max・TeamのAPIクレジット、Docs・Slidesが無料プランでも使えることを反映 |
| ローカルLLM 日本語おすすめ比較 | DeepSeekの最新版 V4.1-Flash(552B・MITライセンス)を追加 |
| ローカルLLM向けグラボおすすめ・AI用グラボの選び方・5060 Ti vs 5070 Ti | 価格.comの最安値を10月14日に確認し直して更新(RTX 5060 Ti 16GBは約13.5万円に値上がり) |
| AI動画生成ツールおすすめ | Runwayの料金(Standard $15・年払いなら$12、無料は125クレジット)を更新 |
新しく公開した無料ツール・ページ
- AI用PC診断:やりたいこと(文章・画像・動画生成)と予算から、必要なグラボとおすすめのPCが分かります
- AIサブスク料金シミュレーター:使い方を選ぶだけで、ChatGPT・Claude・Geminiなどの一番安い組み合わせと月額が分かります
- AI用グラボの比較(1対1):迷いやすい2枚を、VRAM・速さ・価格・動くAIの数で比べられます(18組)
- ローカルLLM・AI用PCの始め方ガイド:何ができるか→PC選び→ツール→モデルの順に案内します
今週公開した記事は、AIエージェントとは?、Difyとは?、MacでローカルLLM、ローカルLLMのコーディング向けおすすめ、PythonでAIを学ぶ方法の5本です。
来週の注目
- ConoHa WINGのキャンペーン(Webサイト制作応援キャンペーン)は10月22日16:00までです。ブログ用のサーバーを検討している人は、ブログのサーバー比較で料金を確認してください。エックスサーバーの「最大30%オフ」は11月4日17:00までです。
- Gemini APIのGemini 4 Argonは、12月1日から単価が2倍になります(API利用者のみ)。
→ 前回の週刊:今週のAIアップデート【10/5〜10/11】
情報確認日:2026年10月20日/料金・機能は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。 参考:Google公式ブログ(Gemini 4 Argon)、Gemini API料金、SB Intuitions(Sarashinaサービス)、Meta(Muse Wonder)、Hugging Face(Muse Spark Open)、日本HP(OmniBook Ultra 16)

